フルオートでの左右眼連続測定機能はそのままに、操作性と機能が向上しました。最小瞳孔測定2.0mmにも対応した、あたらしいフルオートレフケラトメーターRK-F2です。
特長
最小瞳孔径2.0mmに対応
最小瞳孔径は2.0mmに対応。被検者の瞳孔径がアライメントリングより小さい場合、操作パネル状のSPボタンを押して小瞳孔モードにすることができます。瞳孔径の小さな高齢者や疾患のある方の眼でも測定しやすくなりました。
左右両眼の測定はワンタッチ
フルオートモードでは、測定ボタンを1回押すだけで左右両眼の測定から測定結果のプリントアウトまでを、簡単・スピーディーに行うことができます。測定モードはフルオートのほか、オート、トラッキング、マニュアルを選択できます。
画面と連動した多機能スイッチ
モニターの右端、下端にはモードの切り替えや画面の切り替えが簡単にできるようスイッチをわかりやすく配置しています。
豊富な外部インターフェース
データ出力では、ASCII(HID)フォーマットでの出力が可能なRS-232Cのほか、XMLフォーマットで出力が可能なLANをサポート。また、患者情報入力においては、USB接続のバーコードリーダーや磁気カードリーダー、10キーボードなどに対応しております。
検査時の操作性が向上
いままでフルオートでは出来なかった疾患眼への対応が可能になり、操作性が一層向上しました。
ファインコントロール
フルオートで測定できない白内障などの疾患眼の場合、操作パネル上のFCボタンを押すことでジョイスティックの操作方法を変更でき、混濁部を回避しながら測定することができます。
トラッキングモード
検査時に眼の動きが安定しない場合でも測定ができるトラッキングモードが新たに加わりました。切り替え後、自動でアライメントを行った後、前後位置合わせを自動で行ない続けます。その後任意の位置で測定ボタンを押すことで測定ができます。
徹照観察モード
徹照観察モードでもオートアライメントが可能になりました。白内障や硝子体混濁の様子の観察、病変の進行状況の把握などが可能です。また、徹照データ画面ファイル(bmp.)はLAN転送できるようになりました。
SIZEモード
電動ジョイスティックを用いたカーソル移動により角膜径・瞳孔径測定ができます。
小型・軽量・新デザイン
コンパクトになったので、被検者との距離が近く、ジョイスティックの採用により、介助しながらの測定がしやすくなりました。
主な仕様
屈折測定 | 球面屈折度(SPH) | ー30 ~ +22D (VD:12mm) (0.12/0.25D単位) |
乱視度(CYL) | 0 ~ ±10D (VD:12mm) (0.12/0.25D単位) | |
乱視角度(AX) | 1°~ 180°(1°単位) | |
瞳孔間距離(PD) | 30 ~ 88mm | |
最小瞳孔径 | φ2.0mm | |
角膜測定 | 角膜曲率半径 | 5 ~ 10mm (0.01mm単位) |
角膜屈折力 | 33.75 ~ 67.5D (角膜など価屈折率が1.3375の場合) | |
角膜乱視度 | 0 ~ 15D | |
角膜乱視軸角度 | 1°~ 180°(1°単位) | |
角膜径 | 2 ~ 14mm | |
徹照観察機能 | 徹照像の観察およびメモリーへの記憶 | |
プリンター | オートカッター機能付き内蔵型サーマルラインプリンター | |
データ入出力形式 | 入力:USB 出力:LAN/RS232C |
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ディスプレイ | 5.7インチカラーLCDモニター | |
電源 | AC100-240V 50/60Hz 0.8-0.4A | |
消費電力 | 約80VA | |
作動範囲 | 前後40mm、左右90mm、上下30mm 、顎受け上下:60mm | |
外観寸法 | 260W×490L×470H mm | |
質量 | 15kg | |
一般名称 | レフラクト・ケラトメータ(JMDNコード:36387030) | |
販売名 | フルオートレフケラトメーター RK-F2 | |
クラス分類 | 一般医療機器 | |
本体価格(税別) | 2,700,000円 | |
医療機器届出番号 | 13B2X10025000004 |
※ 仕様・外観などはお断りなく変更することもあります。