カスタマーハラスメントに
対する基本方針

◆カスタマーハラスメントに関する考え方

私たちキヤノンメドテックサプライは、主として感染管理・眼科・医用画像診断・ヘルスケア・動物用画像診断装置の各種領域において、医療機器やソリューションの提供、更には新しい領域に積極的に取り組むことで、医療現場を担う方々を支援し、医療現場の課題解決と医療の質の向上を推進していきます。
こうした私たちの考えを実現するためには、従業員一人ひとりが、その尊厳を傷つけられることなく、健康で安全に働ける環境を確保することが重要であると考えています。
私たちは、お客様からのご意見・ご要望に対しては、真摯に向き合い、丁寧に対応して参ります。
しかしながら、万が一、お客様からの要求や言動が社会通念上相当な範囲を超え、就業環境の悪化を招く場合には、お客様に対し、誠意をもって対応しつつも、毅然とした態度で対応させていただきます。

◆判断となる基準

キヤノンメドテックサプライにおいては、厚生労働省が公表した「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」を参考に、「顧客等からのクレーム・言動のうち、当該クレーム・言動の要求の内容の妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、従業員の就業環境が害されるもの」がカスタマーハラスメントに該当するものと判断いたします。

◆カスタマーハラスメントに該当する可能性のある行為の例

  • 身体的、精神的な攻撃(暴行、傷害、脅迫、中傷、名誉棄損、侮辱、暴言)や威圧的な言動
  • 度重なる(電話等での)継続的・執拗な言動、謝罪の要求
  • 拘束的な行動(不退去、居座り、監禁、長時間の電話)
  • 傷害、恫喝、威嚇、罵声、暴言等の身体的、精神的攻撃
  • 従業員への性的言動や差別的言動、従業員個人への攻撃、要求
  • 土下座の要求
  • 言いがかりによる金銭の要求
  • 契約やサービス内容を超えた過剰な要求
  • 不合理または過剰な製品・サービスの提供や訪問・説明の要求
  • 正当な理由のない商品交換、金銭補償の要求、謝罪の要求
  • 合理的理由のない謝罪等の要求
  • 会社窓口への事実無根の脅迫
  • 事業所への不法侵入
  • SNSでの従業員の個人情報の公開や誹謗中傷、プライバシーの侵害等

上記の行為は例示であり、上記の判断となる基準から見て、お客様等の迷惑行為により、従業員の安全性や精神衛生面等を著しく害しているもの、またはおそれがあるとキヤノンメドテックサプライが判断するものを含むものとします。

◆カスタマーハラスメントへの対応

キヤノンメドテックサプライがカスタマーハラスメントと認める行為があった場合、その要求には従わず、対応をお断りさせていただくことがあるとともに、悪質と判断される行為に対しては警察や弁護士等と連携の上、厳正に対処します。
また、キヤノンメドテックサプライで働く従業員に対しては、カスタマーハラスメントに関する正しい理解を促進し、ステークホルダーの皆さまとの良好な関係を構築できるよう教育を行っていきます。