特長

低線量モデルとしてヨウ化セシウム(CsI)を採用

CXDI-Proはヨウ化セシウム(Csl)を蛍光体に採用しました。
キヤノン独自の技術で高い検出量子効率を実現した、被検動物の負担を減らす低線量モデルです。

CsIを採用した高感度・高画質センサー

CsIはDQE(量子検出効率)が高く、MTF(変調伝達関数)が高いという特性があります。
CsI蛍光体と画素サイズ140μmのセンサーの組合せにより、低線量で高解像度、ボケの少ない抜けの良いすっきりとした画像を提供します。

パネルが持ち上げやすい「傾斜角」のデザイン

パネルの裏面に傾斜角(カーブ形状)を採用しました。
パネルを持ち上げる時に指がかかりやすく、ストレスなく軽やかに持ち上げることができます。

持ちやすく使いやすい「深い窪み」のデザイン

パネルの裏面3か所に、凹形状のホールド部を採用しました。
手にしたときの馴染みやすさを実現し、先生方が感じる重みを大幅に軽減しています。確実で安心感あるワークフローをサポートします。

マグネシウム合金を採用した軽量パネル

実用金属中最軽量であるマグネシウム合金を採用。
半切サイズ(撮影サイズ349×426mm)でありながら、薄型バッテリーを含めてもわずか2.9kgと軽量化を実現しています。
X線撮影室はもちろん手術室の撮影でも撮影者の負担を軽減します。

様々な検査に対応する耐荷重性能を実現

全面の均一荷重は310kgの強度を確保しています。
パネルセンサに直接荷重がかかってしまう検査でも、安心して検査を進められます。

様々な撮影条件下でも安心な防塵・防水規格IP55相当

IP55相当の高い防塵性能および噴流水に耐えうる高い防水性能を備えています。
様々な環境下での撮影に対応しうる、汎用性の高いパネルです。

簡単オペレーション、照射後約1秒の画像プレビュー

オペレーションはタッチパネルやマウスによる画面操作で簡単に行うことが可能です。
パネルとコンピュータ間の高速通信を実現し、X線照射後、約1秒で画像を確認することができ、スムーズな撮影が可能です。

常時電源供給、通信も可能

パワーボックスとワイヤリングケーブルの組み合わせで、常時充電、有線通信も可能ですので、バッテリー充電を気にせず検査が行えます。

仕様

用途 一般X線撮影
画素ピッチ 140μm
蛍光体 CsI(ヨウ化セシウム)
有効撮影範囲 349 × 426mm
諧調 65536階調(A/D:16bit)
撮影部前面パネルでの減弱当量 最大0.43mmAI
耐荷重 均一荷重(全面) 310kg以下
均一荷重(有効撮影範囲) 150kg以下
局所荷重(ø40mm) 100kg以下
防塵・防水性能 IP55
使用可能グリッド 40, 52*lp/cm(*は推奨)
電源定格 DC22~24V、1.2A
寸法・質量 約384×460×15.7mm
約2.9kg(バッテリーパック含む)
  • 改良のため仕様・外観の一部を変更することがありますので、あらかじめご了承ください。
  • システム安定稼動のため、年間の定期点検、保守契約をご検討ください。
  • 写真はイメージであり、実際のレイアウトと異なることがあります。
  • 掲載の商品の名称は、それぞれ各社商標として使用している場合があります。

[一般的名称]診断用画像処理装置
[販売名]デジタルラジオグラフィ CXDI-Pro V
[届出番号]4動薬第1600号
[製造販売元]キヤノンメドテックサプライ株式会社